2月13日、日曜の日の出。湯河原にて。
土曜日は快晴で暖かい日になりましたが、日曜・月曜は冷たい日に。
立春を過ぎて、三寒四温になりながら春を迎えているのでしょうか。
鎌倉円覚寺の横田管長さまの「管長侍者日記」今日の言葉で、毎日一話動画が載ってきます。
2月14日のお話の中で、興味を持ちましたところを引用させていただきます。
・・・二月七日の日本講演新聞の社説に、水谷もりひとさんが書かれていました。水谷さんが講演をなさって、コロナのことには触れなかったらしいのですが、すると聴講した方から、コロナについて触れなかったがどう思うのかと聞かれたというのです。水谷さんは、「コロナに関して言うと、どのメディアも連日トップニュースで報じるので、その情報は全国民に行き届いている。いのちに関わる情報だからだろうか?」と書かれています。
しかし水谷さんは、「だとするなら、年間約98万人が罹患し、約37万人が亡くなる「がん」という病気に対して、コロナ並みの報道がなされていけば、今後、その患者数を激減させることができるのではないだろうか。
国立がん研究センターの発表によると、一生のうち日本人ががんと診断される確率は男女ともに2人に1人だそうで、そのうち男性の約50%、女性の約28%が生活習慣が原因なのだそうだ。」
と、コロナばかりでなく、がんで亡くなる方の数の多さを取り上げています。
たしかにそれほどまでにがんで亡くなる方がいながら、毎日死者数が報道されることはありません。
このことをコロナのように報道するとどうなるかというと、水谷さんは、
「「コロナ並み」とは、毎朝トップニュースで前日に新たにがんと診断された患者数と、がんで亡くなった人の数を報じる。そして、がんは生活習慣の改善でかなりの数、予防できる病気であることを何度も何度も繰り返し報道するということである。」
と指摘して、何度も繰り返し報道されると、マスクの着用などがあたりまえになったのでした。
同じように「栄養バランスの取れた食生活や、できるだけストレスのない環境づくり、適度な運動」などが大切だというのです。
https://www.engakuji.or.jp/blog/34791/
コロナで連日連夜報道されて、お陰でコロナにかからないような栄養と食事を考え、体力つくりを意識している人が多くなったのではないかと思うのです。
例えば、キャビアなど高級食材などはさよなら。
麹を使った料理よ、こんにちは。
鶏の胸肉など抗酸化作用が強い食材よ、こんにちは。
です。
湯河原温泉中央で見つけた沈丁花。
今にも良い香りを漂わせそうです。