高田さんは絵画を観ることが好きだと。
「僕はボテロ博物館に行きたい」ということでご一緒した。
Museo de Botero は、メデジン出身で世界的な有名な画家。ゆっくりとボテロワールドに浸った。
フェルナンド:ボテロが自らの作品やコレクションを国家に寄付したものを展示して国立銀行が管理している。
石づくりの家、石畳の小道からラテンの音楽が聞こえてきた。
覗くと丸太を燃やしながらバーベキュウで肉を売っている店だ。焼けるのを待っている地元のお客様夕の人が私達に「おいしい」と薦めた。
チョット味見させてくれた。
じゃがいもの丸焼き、さつまいもの丸焼き、鶏肉・豚肉・牛肉をいっぱい詰め込んで、コロンビアのビールを買って35,000ほどだった。(1,170円ぐらいか)
店の中だしいいかとリュックを床に置くと、リュックを持ち上げて「胸に持ちなさい。背中はあなたが涙をだすことになる」と忠告してくれた。薦めてくれた中年の女性は上着を持ち上げてお腹をみせてお金はこのようにしているという。
涙をだすこと無いように自己責任で自衛しなければ。守ってくれてありがとう。
国立博物館でも、正面で広い階段のところで高田さんの写真を撮っていると柵の上に座っている子ども4・5人が私達の二人の写真を撮って上げると声をかけてきた。貧しそうだ。
私は首を振った。
高田さんは一緒に写真写真撮ってもらおうといった。
「カメラから手を話した途端にカメラを持って逃げられるかもしれない」
「そうかあ」
品の良いご夫妻が写真を撮っていて挨拶してくれて「写真撮りましょうか」と言ってくれる時と、貧しそうな子どもがつるんでいるような雰囲気があるのと違うような。
涙を出さないようにしなくては。