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佐原の香取神社・・・ガウチョと武士道
佐原の香取神社・・・ガウチョと武士道
2019-06-26
2019-08-04
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観光・芸術・映画Turismo,arte y cine
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過日、佐原の香取神社に行った写真をフェイスブックの載せると、それぞれの知人から書き込みがありました。
「『武』の聖地」
「友達のアルヘンティーナは、香取神道流を学んでます。」
「神道流は日本の文化遺産であり、宝だと思います。そしてガウチョの礼儀作法は武士道に通じるものがあるので、アルヘンティーナもコラソンのある人には共感できると思います。」
「武士道とガウチョの精神について お話されたのあなただけです!!」
「そうなんですか?僕はBAで歴史を少し勉強した時に、とても似ていると感じました。京都のインテリたちに田舎者で野蛮だと馬鹿にされていた東武士たちと起源も似ています。そして、家族や世の中の平和のために自己犠牲をいとわず闘う精神性も同じ。近代まで差別されていた存在でしたが、最近それが見直されているようですね。とても感動したので古本屋さんで関連書籍を買って来てしまいました。」
「 日本人の真髄を学んでくれるアルヘンティーナさんにに敬意です。リスペクトです。」
「ついでにもう少しお話すると、私が接したタンゴダンサーの中にもよく似た精神性を持った人がいました。日本人は楽な金ヅルだと思って、いい加減な態度で接するアルヘンティーナもいる一方で、ちょっと一般的な欧米人とは違うタイプの人がいます。しいて言うと武道を学んだ人に共通している感性を感じました。ちょっと時代遅れで、頑固だし、資本主義世界に毒された白人とは違っていました。ずっと不思議に思っていたのですが、ガウチョの歴史を知って少し理解できた気がしました。ゲバラなどの革命戦士が生まれた背景にもそれがあると思います。」
「私は、ブエノスアイレスのミロンガで踊る度に 何でそんなに日本人はタンゴが好きなんだ? と質問されて、答えが見えたのは本物のガウチョに会った時でした。もしや?! 師匠に言ったら、、この続きはお会いした時に。」
「興味あるお話です。是非、続きを聞かせてください。」
興味ある話はフェイスブックに真面目に書き込んでくださいます。学びます。
私がガウチョに出会ったのは、昨年の2018年7月20日からブエノスに入って、一人旅、90日間を体験していたときです。
英語は「聞くだけ・聞き流しCD」で半年間頑張ったが諦めた。スペイン語はスカイプで半年、ほぼ毎日のように頑張ったがゼロに近い状態です。
そんな状態でブエノスいりした私は、まるでサバイバルそのものでした。
ブエノスは怖いところのイメージが強いので1人で出かけるのはかなり緊張します。そんななかの7月28日、イタリア広場で1年に1回の「農牧展RURAL」があるから行かれると良いと伺いました。私は地下鉄を降りるところから不安でいっぱいです。PLAZAITALIA駅に降りると牛の匂いと牛肉を焼く匂いが充満してました。
沢山の牛がいました。パンパス地方の特産品も興味深いものが多く出ていました。
でも、今でも鮮明に印象深く残っているのはガウチョの姿です。
ガウチョの姿を見て「写真を撮らせていただけますか」とジェスチャーを交えて言うとニコリともせずリップサービスもなし、すぐには返事をせず間があってから黙ってカメラの方に向いてくださいました。ため息が出るほどにかっこよいです。シャッターを切る手が震え、冷や汗が出ました。
パンパスのガウチョは「ポンチョをまとい、ギターを奏で、ナイフを操り、乗馬の達人で独自に発達した社交儀礼があり仁義を切る一つの等質的な生活文化を持つ集団」だと聞く。
ガウチョの精神と武士道の精神と合い通じるものがあるという。
私はタンゴは坐禅をするときの作法や精神性に通じるものがあるなあと私なりに捉えていました。その作法や精神性が背中に現れ品格につながるタンゴの踊りができればいいなあとGYU先生と踊って反省の中から生まれました。また一つ成長する機会をいただきました。「人間は死ぬまで挑戦能力をもっている」といったのは1964年にユネスコでポール・ラクランが生涯学習の必要性を発表した言葉です。
「タンゴという名の電車」は、まるで機関車のごとく石炭を燃やして赤々と火をつけて来ます。
今回はコロンビアに8月末にスペイン語の語学研修に行き、ついでに6ヶ月程滞在して来ようかと計画中です。
今回も一人旅ですので「幸運にもよい出会いをいただきました」と言う旅になるようにと祈ります。
日本に帰ってくるのは来年の2月頃になるかと思います。GYU先生はじめご縁を頂いてお導きを頂いた方々に心より「ありがとうございます」と感謝申し上げます。
どうぞこれからもお導きを頂ますようお願いいたします。
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