「あなたは今日どこか観光しましたか。ボゴタにはとても自慢できる博物館が幾つもあります。」ホテルのレストランのホールの係の人が声かけてくれた。
ホテルの外に出るのは怖い気もあり、ホテルの中で籠の鳥になっていた。でもやらなくてはならないものがある。ようやく市中に出た。
先ずは、日本大使館から。
ここは旧市街のラ・カンデラリア地区La candelaria.主な見どころはここに集中して,calle72あたりがQゾーンZona Gと呼ばれるグルメスポットだと。
大使館が入っている建物の玄関で入国審査と同じやりかたでセキュリティだ。第一関門通過。11階に上がるとまたセキュリティがある。こちらでは当たり前か。
ようやくここで「日本語が分かる人」をお願いして面談した。
やはりお役所で余分なことは言わない。質問を1,2.と聞いてきた。滞在を延長するには?スペイン語学校の紹介とお願いすると、ネットで検索して資料をコピーして渡すだけで余分なことは言わない。
3.4,の質問にはネットで調べてくださいとなった。週末はタンゴのレッスンやショーを見に行けると良いなあとおもって聞いた見たが。
一方で「入国管理局のことや学校の事は私は経験していませんので書類をみてもらうしかないですが、私が経験したことは答えられますので、いつでもどうぞ」と言ってくれた。ようやく暖かさが伝わってきた。
大使館まで、ホテルが手配してくれたタクシーで行った。
ブエノスは流しのタクシーがたくさん走っていたが、流しのタクシーは少ない。流しのタクシーは黄色の小型。ちゃちに見える。
「黄色のタクシーは危険、貴女は乗ってはだめです」と忠告してくれた。
帰りは1時間後に同じタクシーに迎えに来てもらうようにした。
夕方の5時を少し過ぎた。宿泊しているホテルから大使館まで車で25分だが、帰りは1時間半かかった。夕方のラッシュにかかった。自転車やオートバイも結構多いわ。日本大使館がある街は生活感が溢れていて魅力的だ。
でもこういうところは危ないだろうなあ。上を見て下をみて左右みて足早に歩かないと。声かけられても聞こえないふりしてすっと前に!ですね。