ブエノスではひどい風邪でもマスクをしている人は居なかったが、ボゴタはマスクいrている人がいるのも驚きだった。
また、ブエノスでは路上で土産物や電気のソケットなど売っていたが、ボゴタのQuinta camachoの街では歩道に青いビニールシートを引いて自転車の修理をする露天商がでている。
リュックを前に抱えてそっとカメラを取り出してぱっと撮ろうとした。その瞬間に修理の彼がカメラの前に顔だした。えっ!えっ!どこに居た?である。
察知する力が敏感だ。日本人とは察知力が違う。この察知力の違いが危険な目に合うだろうなと瞬間的に思った。
ボゴタは電車が走っていない。
車とバイクと自転車だ。
道幅が狭い。車線があってないようなもの。3車線だが4車線で走っている時がある。車と車、車とバイクがしのぎを削りながら僅かな隙間に入り込んでくる。ブエノスほど神風運転ではないが機転を効かせて走る運転は見事だ。でも事故が多い。私は2週間の間に事故を2回見た。
常に渋滞している道路の規制があるのだと。
どういうやりかたかというと、車のナンバーの下一桁の数字の奇数か偶数で車を運転してもいい時間帯で規制している。
朝6時から9時半までと、午後3時から7時半までの規制で今日は偶数は運転して良い日、悪い日があるのだという。
公的機関はじめ旧市街地にすべてが集まっているので渋滞がひどい。そして電車はないのだから。
金持ちは規制をどうするか?
金持ちは偶数と奇数のナンバープレレートを2つ持つように車を2台持って偶数でも奇数でも運転ができるようにしているのだと。
ホテルで予約してもらうタクシーの運転手さんは専属でお願いしていた。予約の日によっては「明日は偶数の日で運転できな日」だという。
運転手さんは法律の勉強をしていると言った。私のお気に入りだった運転手さんに「アパートが決まった。あなたの誠実な人柄に感謝です」とLINEでメッセージを送った。彼は「Para mi fue un palacar conocerla y estoy para servia.(あなたにあえたことはわたしにとって喜びであり、私は奉仕するためにここに居ます)」と、返信を頂いた。本当に彼は誠実な人だった。また、機会があれば彼に会いたい。
私が住むようになった街は自転車が多い。
歩いていると、すごいスピードで走る自転車が私の左肩を押した。右側に行けという合図だったのだ。後でわかった。
自転車の車線と歩く人の車線が引いてあるが、消え入りそうでとぎれとぎれなのだ。
えーと信号はどこにあるの?と思うほど。信号も合ってないようなもの。車が来ないとなればどんどん渡る。でもいつ自転車や車が走り込んでくるかわからないから私にとっては怖いとおもう。
最初にアパートも案内してくれた学校の職員さんに「Miedo(渡る時、怖い)」と言って職員さんの腕を掴んだら職員さんは笑った。
渡るときはうんと気をつけて、事故に巻き込まれないようにしよう。