その2-コロンビアは3月20日から外出禁止令―です。
4月4日、エイプリルフールが終わったのですよね。
いみじくも、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて安倍首相が2020年4月1日に表明。一世帯あたり2枚の布マスクを配る政策である。安倍首相は布マスクをして画面に立った。国民は笑った。サザエさんの漫画をもじって先頭に猫が首に鈴をつけマスクをして後ろに続いたサザエさん家族の風刺漫画がネットに載った。
作者:北村チン
友達からは「日本では未だに満員電車に揺られて会社に通っている」のメールを見て、信じられませんでした。
しかし、東大ドクター森田敏宏氏のネットを見ると、日本でのコロナ感染者数のうち、半分は外国人だと統計がでてました。コロナの不思議のひとつに日本人はどうもコロナに対する免疫力があるのではないかということです。と書かれていました。だからといって油断してよいかというとそれは違うとおもいます。
さらに詳しく森田氏のネットを拝見すると、「現時点のデータでは、PCR陽性が1953人、国内事例が1887人となっています。「日本国籍の者が1052人」と書いてあります。1887人中1052人が日本国籍ということが分かります。つまり、感染者のうち55.7%、6割弱が日本人、4割以上の人が外国籍か、あるいは確認中ということです。こうして見ると、日本人の感染者はさらに少ないというデータが見えてきます。このあたりに関して、マスコミで詳しい事情は報道されていないのでよく分かりません。巷では、日本人には免疫ができていて感染しにくいのではないかということが言われています。もしかしたらそういったこともあるかもしれませんが、あまり楽観視できる状況ではありません」
続けて森田氏がネットでアップしていることを掲載させていただきます。
「よく分からない点がいくつかあります。それについて考えていきたいと思います。まず、1つめの謎は、東京とニューヨークの違いです。3月末のデータによれば、日本国内の感染の状況は、感染者、つまりPCRで陽性になった方が2685人、亡くなった方は66人です。それに対して、アメリカは、ニューヨークだけで43139人が感染し、アメリカ全体では3000人以上の人が亡くなっている状況です。
振り返ってみると、2月上旬、日本はクルーズ船の問題が連日報道されていました。 しかし、その頃アメリカ国内には感染者があまり拡がっておらず、いわゆる対岸の火事といった状況でした。それからたった1ヶ月で、アメリカはこのような状況になってしまいました。では、日本国内も、アメリカのように感染が拡がっていくのかと言うと、それは謎です。ニューヨークの急速な感染拡大と比べ同じように大都会の東京では、そこまで感染が拡大していません。
では、海外の都市と日本の違いは何かと言うと、一つは衛生面です。日本人はインフルエンザの予防や花粉症などでマスクをする習慣があります。手洗いも真面目にする人が多いです。確かに、そういった違いはあるかもしれません。しかし、それだけでこのような大きな差がつくかというと、何とも言えません。経過を見ていかないことには、現時点では分からないというのが正直なところです。今は国や東京都も警戒していますが、それもやむを得ないと思います」東大ドクター森田敏宏氏の次のネットアップを興味深く見守っていきます。
日本の市川さんの話も面白い。
「我が家はスーパーに毎日行きたがる老婆を引き止めるのに毎日喧嘩です。近くに桜並木の散歩道があるのに、いくら誘って目的のない散歩にはテコでも動かないのです。足が悪いので押し車がないと歩けないの。だけど、急な坂道を登らないと行けないスーパーには行きたがるのです。私が行くからと言っても、見なければわからないものがあるとかいって聞く耳をもたないの。主婦イコール家の使命感か、これには勝てません。ありがたいことだけどさ。こんな時期だからこそ控えてほしいわ。孫や娘たちの気持ちは伝わりません。きっと似たような老人がたくさんいるだろうな。スーパーは高齢者だらけです。老人たちよなるべくおウチに居てくださいませ」
「うちも同じです。生協に入っているのに、牛乳はあそこの低温殺菌のではないとダメとか、パパの好きな大福はあそこのスーパーでないとダメとか。そのくせスーパーの籠がヨーロッパのように消毒してないって文句言うの」
「あなたのところもそうですか。あー言えばこう言うで手に余ります。まあ、文句言えるほど元気があるという事でしょう。ですが、それほど寛容でない私はずっとイライラしっぱなしですわ」
「数日前、志村けんさんが亡くなったせいか、今日母とスーパーに行くと、高齢者は少なかったです。彼の死は衝撃だったからね」
そうですね。志村けんさんの死は日本中が悲しみ海外にいる日本人も悲しみました。