異常事態発生寸前―

その3 -コロンビアは3月20日から外出禁止令―
3月16日から学校は政府の要請で休みになり、いつ外出禁止令がでるかのときです。
某飛行機会社のCAスチャーデスさんは1ヶ月の休暇をとってスペイン語を強化するために学校に来てましたが急遽予定を1週間繰り上げて急ぎ帰ることに。アメリカ経由を避けてメキシコ経由でチケットを買ったと言われました。でも、13日にチケットを見たときは3万円代だったのが、15日には6万円代に値上がりして、次に見た時には12万円代になっていたと。しかも、メキシコ経由をなんとか探し予約した19日の飛行機は飛ばないということになり、一晩中一睡もせずにチケットを探して明け方ようやくチケットが取れて、取れた当日の10時にはボゴタの飛行場に立ったとお聞きした。私のこともずっと気にかけてくれて飛行場からもメールをくださった。私は無事につくようにと祈りました。
彼女はチケットを取ったから帰る前にせっかくだからコロンビア・ボゴタを観光したいということで、スペイン語を学んでいる日本人3人で観光にでました。車は彼女のホームスティ先のママのお知り合いの観光案内の方を紹介してくださったとのこと。行きたいところの第1番は「シバキラ」が候補にでました。シバキバラは岩塩の鉱山で採掘現場跡に作られた塩の教会で知られています。私は塩鉱山がある近くに住む友達に案内してもらったことがあります。行ってよかったと思いました。一度は見ておきたいところと誰もが言います。スケールの大きさに圧倒されます。でも、そこもはすでに閉鎖していました。人が集まるところは16日からどこも閉鎖していました。それでもとボゴタ周辺には特徴的な小さな村がいくつかあるそうです。朝7時に出発して夕方7時にボゴタにつくコースででかけました。
しかし、どこの村に行っても観光客はいません。私達の観光にはコロンビアの人も一緒でしたがも東洋人を不思議に見てます。東洋人はコロナの危険人物だとみているのか。警察も見回ってきました。夕方6時には各地域で閉鎖するという。ボゴタには6時までに入らないと帰れなくなるという情報も刻一刻で入ってきます。緊張してきました。3つの村をみて早々にボゴタに戻り、それぞれが家路に着きました。
異常事態発生寸前というか、発生というか、そんな時に観光した小さな村でカラフルな村々を回ったことは貴重な体験でした。

土産物屋の上は2階・3階ととても広いレストランになっているがお客は人っ子一人入ってません。私達だけでしかも日本人で怪訝な顔していました。そのうちに警察が回ってきてヤバイ!早々に観光地を切り上げてボゴタに帰りました。
教会を中心に街は広がってます。本来なら人で溢れているところでsう。